ミラン、ラングニック氏に“全権監督”のポスト準備 強化部門のマルディーニは退団へ
指揮を執るだけでなく、テクニカルディレクターも任される見込み
セリエAの名門ACミランは、次期監督に就任濃厚とされるラルフ・ラングニック氏が、強化責任者を兼ねた地位につくとイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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ラングニック氏はドイツ1部ブンデスリーガのRBライプツィヒで名声を確かなものにした。現在はチームをユリアン・ナーゲルスマン監督に引き継ぎ、ライプツィヒの他にオーストリアのザルツブルク、米MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・レッドブルズ、ブラジルのブラガンティーノも含まれるレッドブル・グループのスポーツ部門兼サッカー開発部門の責任者に就任していた。
ミランの来季監督を巡っては内紛が表面化。経営権を持ち、ラングニック氏の就任を推す米ファンド「エリオット・マネジメント」と昨年1月にアーセナルからやってきたイヴァン・ガジディス最高経営責任者(CEO)が、イタリア路線の継続を推す元クロアチア代表ズボニミール・ボバン氏とマルディーニ氏の幹部2人と対立。しかし、結果的にはボバン氏が解任となった。
そのなかで、ミランはラングニック氏に来季監督だけでなく、テクニカルディレクターを兼任する、いわゆる“全権監督”としてのポストを用意するという。「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、これを「イタリアでは前代未聞の選択」と表現。さらにマルディーニ氏は強化部門から外れることが確実になり、クラブを去ることは避けられないだろうと伝えている。
現実になれば、完全にラングニック色に染まったなかでミランは名門復活を期することになる。果たして、ミランの選択はどのような結果を招くことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)