「何が起こったんだ?」 トッテナム、ソン・フンミンとロリスの“一触即発シーン”に海外注目
ピンチでソン・フンミンが守備に戻らなかったことに主将ロリスがヒートアップ
トッテナムは現地時間6日、プレミアリーグ第33節エバートン戦で1-0と勝利した。相手のオウンゴールによる1点で逃げ切る苦しい展開となったが、韓国代表FWソン・フンミンとフランス代表GKウーゴ・ロリスが前半終了直後に口論となり、同僚が仲裁に入る事態に。海外メディアも「何が起こったんだ?」などと大きな関心を寄せている。
トッテナムは前半24分に相手のオウンゴールで1点を手にしたが、それ以外に自力でネットを揺らすことはできなかった。
前半終了のホイッスルが鳴った直後、選手たちがロッカールームへと下がるなか、主将のロリスは小走りでソン・フンミンに接近。両者が口論を開始して取っ組み合い寸前となり、アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソらが必死に2人を引き離し、なんとか事態を鎮静化させた。
試合後、当事者の一人であるロリスは、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で「あれはロッカールーム内にあるべきもの。何の問題もない」と説明。前半終了間際のピンチでソン・フンミンが守備に戻らなかったプレーが引き金になったことも明かしている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式ツイッターは、「そこで何が起こったんだ?」と動画付きで投稿すると、海外ファンは「唯一軍事訓練を受けているソン・フンミンに立ち向かうなんて…」「モウリーニョ効果だな」「ドキュメンタリー級」と反応。ソン・フンミンの母国である韓国の「スポーツ韓国」は「海外メディアも速報で大騒ぎ。大きな関心があった」と見出しを打ち、「チームメイトとの間で意見の相違が映し出された」と報道している。
もっとも、両者は後半開始前に抱擁して“和解”しており、大きな問題とはならなかったようだ。
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