FC東京痛恨! ACL初戦で駒野が肉離れの疑い、J開幕戦出場は絶望的
全北現代との初戦で、新戦力SBが前半21分で負傷交代
FC東京が故障者続出という苦難に直面している。23日のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)初戦の全北現代(韓国)とのアウェーゲームで、元日本代表DF駒野友一が右ふくらはぎを痛め、途中交代するアクシデントに見舞われた。肉離れの疑いで、27日の大宮アルディージャとのJリーグ開幕戦は絶望的になった。
昨季終了時にフィテッセに旅立った日本代表DF太田宏介の代役として、ジュビロ磐田から今季移籍してきた駒野。同じく磐田OBの元日本代表FW前田遼一との黄金コンビ復活を期待されたが、前半21分にいきなりピッチを去ることになった。
試合後に駒野は「今まで張っていたところ。箇所は右ふくらはぎです。守備の部分では、戦わなければいけないという意識でうまく試合に入ることができた。ただ、こういう形で代わってしまい個人的にもショック。やってしまったことは切り替えて、しっかりと治していきたいと思います」と、負傷によるあまりにも早い交代を悔やんだ。
また城福浩監督は試合後、「筋肉系のケガ。本人からの訴えで交代となった。軽傷ではない」と沈鬱な面持ちで状況を説明した。
明治大学から今オフに加入したU−23日本代表DF室屋成は左足のジョーンズ骨折で全治3ヶ月と診断されている。同じく今季の補強の目玉の1人だった韓国代表MF河大成が、前日に右ふくらはぎ負傷で離脱していた。試合にも1-2で敗れた第2次城福政権は新加入の3選手を失うという、いきなり苦難の船出となった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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