レアル主将ラモス、再開後7戦5発も勝利最優先 「注目を集めたいならテニスをやる」
PKを決め続けるも「個人のデータは、二の次」と優勝に向けて勝利にフォーカス
レアル・マドリードは5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節でアスレティック・ビルバオと対戦し、1-0で勝利した。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定を受け、PKを決めて勝利に導いたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの言葉をスペイン紙「マルカ」が報じている。
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世界各国のスターが集まるレアルだが、PKのキッカーを務めているのは主将のラモスだ。ラモス自身は、落ち着いた状況でPKを蹴ることができているとして、自らを「理想的な存在」と分析する。
「僕が考えているのは、勝ち点3の重要性だけだ。僕にとって最も居心地が良いのは、テンションが最高潮に高まっている試合終了の瞬間だ。(PKを蹴る)責任を引き受けるのに理想的な存在だと思っているよ」
DFというポジションながら、シーズン再開後の公式戦7試合で5ゴールと、ストライカーのようにゴールを量産。しかし、キャプテンを務めるラモスが考えているのは、チームの勝利だけだという。
「個人のデータは、二の次だ。僕はチームがタイトルを勝ち獲る助けになりたい。それだけが重要なことだよ。もし個人的に注目を集めたいのなら、テニスをプレーしていた。いつでも最も重要なのは、チームとして何を成し遂げるかだ」
レアルはリーガで首位に立っており、勝ち続ければラモスの求めるリーグ優勝を達成することができる。ビルバオ戦の勝利について、「重要な勝利だし、僕たちは目的を達成できた。常にタフな相手との最も難しいゲームの一つだった。一歩一歩、進まなければいけない。良いコンディションだし、僕たちが勝ち点3を取ることがバルセロナにはプレッシャーになる。自分たちのことだけに集中していきたい」と語っている。
リーグ再開後の7試合を全勝で終え、13得点を挙げているレアル。さらに失点も7試合でわずか2と隙が見当たらない。昨シーズンから11回のPKをすべて決めているラモスが望むタイトルへ近づいていることは確かだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)