今季41ゴールの稼ぎ頭が無事ロンドンへ

　スアレスは今季バルサの稼ぎ頭となっている。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやブラジル代表FWネイマールを凌ぐ、公式戦41ゴールをこれまでにマークしている。もしパスポートが発見されなかったら、敵地でのアーセナル戦に出られず、CL連覇を左右する重大な出来事へと発展する可能性もあった。

　リバプール時代にスアレス獲得に何度もアプローチをかけたアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、「かつて、ルイス・スアレスを獲得できていたら、と考えたものだ。今はないけれどね。スアレスはチームに連帯感を与える。リバプールでもそうだった。ウルグアイ代表ではエディンソン・カバーニやディエゴ・フォルランとも素晴らしい関係性だった」と絶賛していた。

　凡ミスによる欠場危機を逃れたスアレスは、敵地でどんなプレーを見せてくれるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images