真価が問われる2016シーズンのJリーグ 「史上最大のサポーター」が見据える視線の先にあるものとは

2016年シーズンに、新たに取り組む施策とは…

 タイトルパートナーとして2年目を迎え、明治安田生命はJリーグやJクラブ等とのパートナーシップをさらに強化し、より一層Jリーグを応援していくという。今シーズンは新たに鹿児島ユナイテッドFCを加えて、「明治安田生命Jリーグ」所属の全53クラブ等とスポンサー契約を締結し、小学生向けのサッカー教室などのイベントも引き続き開催していくという。

 今シーズンはさらに、Jリーグのパートナー企業や、各クラブのスポンサー企業とのタイアップイベントの開催なども考えているという。現段階で考えている施策としては、各クラブのスポンサー企業から支援クラブに向けた応援メッセージを集約してクラブごとに寄贈したり、Jリーグの順位を表示する「Jリーグランキングボード」を製作して、全国の営業拠点の店頭での掲示はもちろんのこと、この施策に賛同するJリーグのパートナー企業やクラブのスポンサー企業にも提供していく予定だ。

 こうしたパートナー、スポンサーと積極的に連携していく取り組みは、これまでの日本のスポーツ界ではあまり例を見ないものだ。なぜ明治安田生命は、一社だけではなく、パートナー・スポンサーとの横断的な取り組みを行おうと考えているのだろうか。広報の松下真嘉氏は、このように説明する。

「昨年行ってきた、Jリーグ観戦やサッカー教室をはじめとするさまざまな取り組みを通じて、地域の皆さまと一体となってJリーグや地元のJクラブ等を応援していくことは、とても大きなエネルギーを生むと実感しました。私たちにとって一番大切なことは、地域の皆さまに支えられている会社として、地域の活性化に貢献していくことです。タイトルパートナーとして、パートナー、スポンサーの枠を超えて、地域が一体となった密度の高い支援活動の展開に協力していくことが最善なのではないかと考えています」

 

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