ミラン本田は「水を運ぶ男」 伊紙が”オシム語録”で黒子役に徹した姿を称える

ナポリ戦の採点は平均点の「6」 失点シーンには苦言も

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、22日の敵地ナポリ戦で前半44分にクロスで同点弾を演出し、チームの1-1ドローに貢献した。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、かつて日本代表を率いた名将イビチャ・オシム氏が重要視し、名言の一つにもなった「水を運ぶ男」という言葉を用い、黒子としての役割を評価している。

 本田の採点は平均点の6点だった。最高点は守備で獅子奮迅の活躍を見せたコロンビア代表DFサパタの7点、最低点はコロンビア代表FWバッカの5点だった。

「ボールを失った時、それがナポリのゴールにつながったプレーには不注意と不運が存在した。しかし、サイドの一兵卒は威厳ある方法で挽回した。必要なものに水を運んでいた。チームメイトたちにボールを運び、GKレイナに毒のあるシュートを浴びせかけた」

 前半39分にイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェに先制点を奪われたミランだが、このプレーに本田が関与していた。そのミスを指摘する一方で、本田は丁寧なパス回しでボールの配球役として貢献したと評価した。

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