「自動昇格できるように…」 岡崎慎司、“記録”達成もさらなる意欲「勝ち続けることが大事」

ウエスカFW岡崎慎司【写真:Getty Images】
ウエスカFW岡崎慎司【写真:Getty Images】

2位以内での自動昇格に向けて自らのゴールで貢献する意気込みを明かす

 スペイン2部ウエスカのFW岡崎慎司は現地時間2日、第37節ラス・パルマス戦(1-0)で今季10点目となる決勝点を記録した。一夜明けた3日の練習後には、「自動昇格できるように勝利を手にしていかないといけない」と今後への抱負を語っている。

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 全42試合のリーガ・エスパニョーラ2部は、いよいよ大詰めを迎えている。カディスやサラゴサ、アルメリアといったチームと熾烈な自動昇格圏(2位以内)争いを続けるウエスカにとって、ラス・パルマス戦の勝利は非常に大きなものとなった。ウエスカは5試合を残し、3位サラゴサと同勝ち点の2位。首位カディスとも勝ち点2差の位置につけている。

 ウエスカの公式YouTubeチャンネルでは、試合翌日の練習後に岡崎が取材対応する様子を公開。ラス・パルマス戦での重要な勝利について「前半は良い戦いができていたと思います。昨日のような試合をするのは大事」と語ったうえで、初挑戦のスペインで二桁得点に乗せたことについて問われると、次のように答えている。

「10ゴールを決められたのは嬉しいですが、もっとゴールを決めて、勝ち続けることが大事です。とにかく残り5試合に集中しています。ブンデスリーガでも、日本人選手として1シーズン15ゴールという記録を作ることができました。もっとスペインでゴールを決めたいですし、ブンデス、ラ・リーガ、プレミアでゴールを決めてきたことは、自分にとって大事なことです。私のキャリアは次の世代の日本人選手にとって大事ですし、試合に集中していきたいです」

 偉大な記録の達成に歓喜するのもつかの間、岡崎はすでに前を向いている。来季を1部で戦うため、自身のゴールとチームの勝ち点を積み上げることを誓った。

「プレーオフ(争い)からまずは抜け出して、自動昇格できるように勝利を手にしていかないといけないですし、そのために自分のゴールを増やしていかないといけない。チームとして2連勝は大きかったと思うので、この勢いを持ってラスト5試合に臨んでいきたいと思います」

 ウエスカはここから、日本代表MF柴崎岳の所属するデポルティボ、アルコルコン、ラシン・サンタンデール、ヌマンシア、スポルティング・ヒホンと対戦する。1部昇格という歓喜の瞬間を、岡崎が自らのゴールで手繰り寄せる姿に期待したい。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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