伝説の“美ロッカー”に再脚光! 日本代表、ロシアW杯の模範行動に称賛「純粋に一流」

ロシアW杯での日本代表の"美ロッカー"に再脚光【写真:Getty Images】
ロシアW杯での日本代表の"美ロッカー"に再脚光【写真:Getty Images】

ベルギーに衝撃的な敗戦を喫しても忘れない美徳が海外で高評価

 日本代表は2018年、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で強豪ベルギーと死闘を繰り広げた末、2-3で惜敗した。ラストプレーで決勝ゴールを奪われて敗退が決まったなか、試合後のロッカールームが片付けられていたことにFIFA(国際サッカー連盟)のスタッフが感銘を受け、“美ロッカー”として注目を集めたが、2年が経過して海外メディアが改めてスポットライトを当てている。

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 西野朗監督の下、コロンビア、セネガル、ポーランドと同居したグループリーグを1勝1分1敗で切り抜け、決勝トーナメントに進出。2018年7月2日、当時FIFAランキング3位のベルギーと対戦した。

 日本は後半3分にMF原口元気、同7分にMF乾貴士がゴールを決めて2点をリード。しかし、ベルギーが2人の交代カードを使用した後の同24分と同29分に失点すると、最後はアディショナルタイムにMF本田圭佑のコーナーキックからカウンターを受けて逆転ゴールを喫した。

 この衝撃的な敗退に打ちひしがれた日本代表がスタジアムを去った後、FIFAのスタッフが「日本チームはファンに感謝し、ベンチもロッカールームもすべてを綺麗にし、メディアに話していきました。そして、ロシア語で『ありがとう』と書かれた紙が残してありました。なんていう、すべてのチームへの模範でしょうか」と感銘を受けていた。

 米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」公式インスタグラムは、「2年前、日本はワールドカップで敗退した後、ロッカールームを綺麗にして(スタジアムを)去った。残っていたのは、ロシア語で『ありがとう』というメモだけだった」と当時を回顧。海外ファンからも改めて日本代表への賛辞の言葉が相次いでいる。

「日本の文化はアメージング」
「純粋に一流」
「リスペクト」
「敬意のない日本人は1人もいないと思う」
「非常に規律正しい」

 日本代表の“美ロッカー”は海外でも良き模範として人々の記憶に刻まれているようだ。

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