シティFWスターリング、リバプール戦の“因縁リベンジ”に英注目 圧勝で“雪辱”果たす
スターリングが因縁の相手ゴメスに計3ゴールに絡む活躍で雪辱を果たす
マンチェスター・シティは現地時間2日、プレミアリーグ第32節でリバプールと対戦し、4-0の圧勝を収めた。リーグ優勝が決定してから初の試合での惨敗劇となったが、イングランド代表FWラヒーム・スターリングが古巣を相手に大車輪の活躍を披露し、同DFジョー・ゴメスとの“因縁”で雪辱を果たしたと英メディアが注目している。
今季は序盤からリバプールがリーグ戦を独走し、前節に2位シティがチェルシーに敗れたため、“天王山”を目前に30年ぶりのプレミア制覇が決定。今節の試合直前にはシティが整列してリバプールを拍手で迎える栄誉礼が行われた。しかし、試合はシティが新王者を相手に4ゴールを決める圧勝を収めた。
なかでも、2012年から3年間リバプールに在籍していたスターリングはシティ移籍以降、古巣対決で結果を残せずにいたが、この日は前半25分にペナルティーエリア内で鋭い切り返しからゴメスに転倒されPKを獲得し先制点を演出すると、同35分にはワンタッチでゴメスを置き去りにし、追加点を奪取。3-0で迎えた後半21分には右足のシュートからオウンゴールを誘発して計3ゴールを生み出した。
スターリングとゴメスと言えば、昨年11月10日に行われた第12節の対戦では頭を突き合わせる一触即発の緊迫した展開となった。さらに、その翌週にイングランド代表の合宿で両者が揉め合いとなり、スターリングには懲罰欠場が言い渡される騒動にまで発展していた。
英メディア「GIVE ME SPORT」も両者の“因縁”に注目しており、「ゴメスvsスターリングの物語が色褪せることなく再開された」と取り上げ、「栄誉礼で迎えたゴメスに対してリベンジを果たした」と雪辱を果たしたと綴っている。今後もリーグや代表で顔を合わせることの多い両者だが、今後もマッチアップには注目が集まりそうだ。