「岡崎がウエスカを引き上げる」 正念場での決勝弾をスペイン紙称賛「ただ一つのゴールにより…」
ラス・パルマス戦で1-0の勝利を演出 「ライバルにプレッシャーを与えることに成功」
スペイン2部ウエスカのFW岡崎慎司は現地時間2日、ホームでの第37節ラス・パルマス戦に先発出場し、決勝点を記録。1-0の勝利の立役者となった。スペイン紙は「岡崎がウエスカを自動昇格圏に引き上げる」と報じ、その活躍を称えている。
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大詰めを迎えているリーガ・エスパニョーラ2部にあって、ウエスカは首位カディス、MF香川真司の所属するサラゴサらとの熾烈な自動昇格圏(2位以内)を繰り広げている。そのなかでウエスカは中位のラス・パルマスをホームに迎え撃った。
1トップとして先発出場した岡崎は前半アディショナルタイム、左サイドからのクロスにペナルティーエリア内で反応。完璧なヘディングシュートでゴールネットを豪快に揺らした。岡崎にとって今季10点目のゴールは、貴重な先制点となった。その後、岡崎は後半23分に交代となったものの、チームは1-0で逃げ切って勝利。暫定でサラゴサを抜き、自動昇格圏の2位に浮上している。
スペイン紙「マルカ」は「岡崎がウエスカを自動昇格圏に引き上げる」と見出しを打ち、この一戦を詳報。「ミチェル監督によって率いられた選手たちは、チャンスを逃さなかった。岡崎が決めたただ一つのゴールにより、ラス・パルマスをノックアウトした」として、「昇格を争うライバルにプレッシャーを与えることに成功した」と翌日に試合を控えるサラゴサへの影響も予想している。
チームを昇格に近付ける大きな決勝点を挙げ、自身の得点数も二桁に乗せた岡崎。正念場で見せた抜群の得点感覚は、シーズン終盤を迎えてさらに研ぎ澄まされているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)