中田英寿氏ら日本人選手も活躍のボルトンが破産危機を回避 クラブOBが12億円で買収
285億円の債務超過に苦しむ古豪に救いの手
元日本代表MF中田英寿氏ら日本人選手もプレーし、債務超過に苦しんでいた英チャンピオンシップ(2部相当)のボルトンが、750万ポンド(約12億円)で買収されたことが明らかになった。クラブが発表した。
ボルトンは1億7290万ポンド(約285億円)の債務超過に陥り、英最高裁で3月7日まで未納状態の税金の支払いを命じられていた。そしてこのほど、かつてボルトンでプレーしたFWディーン・ホールズワース氏が代表を務める「スポーツ・シールド・コンソーシアム」に、12億円で買収されることで合意に達したという。
新会長に就任する見込みのホールズワース氏らコンソーシアムは、今後5年間でさらに1250万ポンド(約20億円)を支払う方針だという。
元日本代表FW西澤明訓氏、現ザンクトパウリFW宮市亮も所属したプレミアの古豪は、かつての所属選手の助力で破産危機を乗り越えた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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