ジダン監督の対応で明暗 不満吐露のハメスに事実上の戦力外通告「状況は変わらない」
アザールについては、今後への期待の高さを口にする
レアル・マドリードには、世界中からスタープレーヤーが集まっている。他クラブであればレギュラーにもなりえる存在がベンチを温めたり、満足に活躍できなかったりすることは決して珍しくない。ジネディーヌ・ジダン監督は、今季クラブでは結果を残せていないものの、ベルギー代表とコロンビア代表で、それぞれ「10番」をつけている2選手について見解を述べた。スペイン紙「AS」が報じている。
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昨季まで所属していたチェルシーでスターだったアザールは、レアルでは活躍できていない。負傷にも苦しめられており、今年3月には足首にメスを入れている。
それでも新型コロナウイルスによる中断からリーグが再開すると、アザールは全4試合で途中出場。クラブをリーガ首位に導いているジダン監督は、現地時間2日のヘタフェ戦に向けた会見で、コンディションが整えさえすれば、より良いプレーが見られると自信を見せた。
今季のリーガでアザールは、リーグ最多タイとなる3度のPKを獲得し、復帰後も多くのファウルを受けていた。その指摘を受けたジダン監督は、「彼はとても良い選手であり、対戦相手もそれを分かっている。しかし、だからと言って選手を傷つけていいことにはならない。エデンについては、もう少し待つ必要がある。彼は長い間、ピッチから離れていたし、見守らないといけない。あと少しで良くなるはずだ」と話している。
一方、完全に信頼を失ってしまったのがコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだ。最近では、十分にプレー時間が与えられていないという不満をはっきりと口にしている。
これに対してジダン監督の意見は明確だった。「ハメスが話しているのは、真実だよ。彼はもっと多くの時間をプレーしたがっている。それは普通のことであり、私も理解できる。ただし、シーズン終了までこの状況は変わらない」と、事実上の戦力外通告をした。
昨季3位に終わったリーガのタイトル奪還に向けて突き進む白い巨人は、このまま逃げ切り、34度目のリーグ優勝を成し遂げられるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)