C・ロナウド、“キャリア最速”でなくても話題沸騰 時速105km弾に熱視線「ミサイルだ!」
マンUとレアル時代には驚異の時速120km/hをマーク
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間6月30日に行われたセリエA第29節ジェノア戦(3-1)の強烈ロングシュートが反響を呼んでいる。海外メディアによれば、矢のような一撃は時速105km/hに到達したというが、「驚くべき事実」として、さらにデータを掘り起こしている。
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ロナウドにキャリア通算728得点目が生まれたのは、1-0で迎えた後半11分だった。左サイドバックのブラジル代表DFダニーロのインターセプトを起点に、ユベントスがカウンターを発動。センターサークル付近でパスを受けたロナウドはドリブルで相手陣内を突き進むと、ゴールまで20メートル以上ある位置から右足を振り抜いた。“ズドン”というインパクト音が響く、まさに弾丸のようなシュートはゴール右上隅に一直線に伸び、イタリア代表GKマッテオ・ペリンが伸ばした手をすり抜けてゴールネットに突き刺さった。
ロナウドはこれでリーグ戦再開後3試合連続ゴール。セリエA25試合で24ゴールに乗せ、得点ランキング2位につけている。
ポルトガル紙「O Jogo」によれば、この強烈ロングシュート弾は時速105km/hをマーク。ペルー放送局「RPP」は「ミサイルだ! ジェノア戦のロナウドの印象的な一撃は時速105km/hに到達」と見出しを打ちつつ、「レアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッド時代に時速120km/hを記録。ポルトガルのスターは信じられないスピードを出すことに慣れている」と“キャリア最速”ではないことを伝えた。
また、アルゼンチンメディア「infobae」も「ジェノア戦のゴールにおける驚くべき事実」と切り出し、「これまでのキャリアの中で最も“迫力のある”一撃ではない。いくつかは120km/hに到達している。ただ、35歳になったなかで、キックのクオリティーを含めて維持していることは注目に値する」と称えている。
全盛期からわずかに球速が落ちたとしても、ロナウドの強烈なシュートを止めるのは難しそうだ。