久保建英の獲得にPSGが本腰 移籍金+年俸で総額121億円を準備とスペインメディア報道
セルタ戦で2アシストを挙げるなど大活躍 PSGが久保獲得へ“本気モード”
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、レンタル期間を満了する今季終了後の去就が注目を集めている。セリエAの名門ACミランやフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)が期限付きでの獲得に関心を示していると指摘されてきたが、ここに来て、PSGが本腰を入れたとスペインメディア「ドン・バロン」が報じている。
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「PSGがマドリードのスターへ向けて加速、交渉の席につく」
このように銘打たれた記事では、まず久保が2アシストを記録した現地時間6月30日のリーガ第33節セルタ戦(5-1)について言及。「タケフサ・クボが最大のスター選手としてチームに希望をもたらした。レアル・マドリードからレンタル移籍している日本人選手は、マジョルカを2部降格から救うための責任を担うようになっている。パリは彼に取り付かれており、イタリアからの電話は現時点でフロレンティーノ(・ペレス会長)の机の上にオファーとしてある」と綴り、ミランの介入とほぼ時を同じくして、PSGが“ペースアップ”したとしている。
さらに同メディアは、具体的な条件額にも触れており「アルプスの向こう側の国からは、ACミランがクボの後を追っているとの噂が届いた。元バルサ選手はセンセーションを起こしており、多くの人が他の可能性がない場合、彼が来季マドリードの選手になると見ている。そして、PSGのスポーツディレクターを務めるレオナルドはクボを熱望しており、5000万ユーロ(約60億5000万円)を提示してできるだけ早く交渉の席につきたいと希望している。これとは別に、選手の給料として5000万ユーロになるかもしれない。移籍オペレーションは総額1億ユーロ(約121億円)ということになり得る。とんでもない数字だ」と伝えている。
今季リーグ戦30試合に出場して3得点4アシストを記録している久保。マジョルカは依然として自動降格圏の18位にいるため残留争いにフォーカスされているが、果たして去就はどのような結末を迎えるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)