レアル有望株コンビ、存在感発揮も並び立たず? 起用法で浮き上がる“現象”に現地紙注目
ヴィニシウス&ロドリゴが同時起用されたケースにスペイン紙「マルカ」が着目
レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督の下でリーガ・エスパニョーラ再開後全勝と順調に勝ち点を積み重ね、2位バルセロナとの優勝争いで優位に立っている。そんな今シーズンにおいて戦力となっているのがブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと同FWロドリゴの若きブラジル人アタッカーコンビだが、スペイン紙「マルカ」英語版は“両雄並び立たず”の現象が起きていることを指摘している。
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今季リーガでヴィニシウスは24試合3得点(1136分出場)、ロドリゴは14試合2得点(753分出場)と、ベルギー代表MFエデン・アザールの負傷などがあったとはいえ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルよりも序列が上であるかのような起用法が目立っている。
ヴィニシウスは今年3月に行われたバルサとの「エル・クラシコ」での21世紀史上最年少ゴール記録を更新。一方のロドリゴは昨年11月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦でハットトリックの大活躍を見せるなど存在感を発揮しており、今やクラブの将来を担う存在と言っていい。
ただ「マルカ」は、2人の出場歴を踏まえたうえで、同時に活躍している期間はほぼないと指摘している。昨年11~12月にかけてロドリゴが公式戦で659分間プレーしていたのとは対照的に、ヴィニシウスは294分間にとどまった。しかしコロナ禍による中断前のCLラウンド16マンチェスター・シティ戦で先発して以降、前述のクラシコなどヴィニシウスが多く起用されるケースが増えた。
再開後を見ても初戦となったエイバル戦で先発したのはロドリゴ。一方のヴィニシウスは後半16分からのプレーで、そのタイミングでロドリゴは交代している。その後も過密日程によるローテーション策もあるとはいえ、ピッチに立っているのはいずれか1人、というケースが続いている。
レアルは近年、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(現レアル・ソシエダ)や日本代表MF久保建英(現マジョルカ)ら多くの若き有望株を獲得している。その中でレアルのクラブ内で育む選択肢を選んだヴィニシウスとロドリゴだが、果たして2人が同時起用されるタイミングは訪れるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)