劣勢のミランを救うクロス! 本田がナポリ戦で同点弾演出、1-1ドローで公式戦10戦無敗に貢献

前半44分にボナベントゥーラの得点の起点!

 左足のクロスでミランに貴重な勝ち点1をもたらした。22日の敵地ナポリ戦で、日本代表FW本田圭佑所属のACミランは先制点を奪われたものの、前半終了間際のゴールで追いつき引き分けた。スタメンフル出場の本田は、1点ビハインドの前半44分に同点ゴールを呼び込むクロスを供給。終始劣勢で守備に追われる展開の中で大きな同点ゴールを演出した。

 公式戦12試合連続でスタメンに名を連ねた本田だったが、前半のミランは完全に防戦一方の展開になった。爆発的な得点力を誇るアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを軸にチーム全体で攻撃の大きな波を作るナポリに対し、ミランは守備の局面でクリアが精一杯。セカンドボールを次々に拾われて攻撃を受け続ける展開になった。本田も自陣で守備に参加するプレーがほとんどで、攻撃に出る場面は数えるほど。ひたすら耐える時間が進んだ。

 何度となくペナルティーエリアに侵入されながらも、最終的なクロスやシュートの局面でミランの選手たちは集中力を見せてフリーのシュートを許さずにゲームを進めた。しかし前半39分、ナポリの左サイドからFWロレンツォ・インシーニェがやや強引に放ったシュートがミランのイタリア代表DFイニャツィオ・アバーテの足に当たりコースが変わると、ボールはそのままゴール右隅に転がり込んだ。逆を突かれたミランGKジャンルイジ・ドンナルンマも必死に反応したが、これがナポリの先制ゴールになった。

 

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