得点王&MVPのレバンドフスキ、全盛期“未到達”を宣言 「まだ力を出し切っていない」
歴代4位となる34ゴールを挙げ、3年連続のリーグ得点王を獲得
ブンデスリーガ8連覇を果たしたバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、今季リーグ得点王とMVPを獲得。ドイツ誌「シュポルトビルト」とのインタビューで、自身のパフォーマンスと今後の去就について言及している。
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開幕からリーグ戦11試合連続ゴールを記録するなど、今季は例年以上のペースで得点を量産。6月27日に行われた最終節ヴォルフスブルク戦(4-0)でも後半28分にゴールを挙げ、歴代4位タイとなるシーズン34ゴールで3年連続のリーグ得点王に輝いた。
これでリーグ得点王のタイトルは通算5回目、「爆撃機」と呼ばれた元西ドイツ代表FWゲルト・ミュラーの持つ最多記録(7回)の更新も視野に入ってきた。しかし、レバンドフスキ自身は自分がまだキャリアのピークには達していないと考えているようだ。
「僕はまだ自分の力を完全に出し切っていない。もしかしたら、今は90%ぐらいしか出していないかもしれない。自分の限界をさらに越えていきたいと思っている」
もっとも、さらなる成長のために移籍を決断するという考えは、頭の中にはないようだ。過去にはレアル・マドリードへの移籍に関する報道が過熱。レバンドフスキ自身も、「2018年頃には様々な憶測が流れていたし、移籍について検討していた」とレアルに加入する可能性があったことを認めた。
しかし、バイエルン残留の決め手となったクラブとの強い絆を強調し、今後の移籍の可能性を否定している。
「僕はこれまでずっとバイエルンの一員であり、家族のような関係にある。僕は今ミュンヘンで幸せなんだ。僕は100%バイエルンの選手であり、クラブがどれだけ僕のことをサポートしてくれているのかということも分かっている」
バイエルンは4日にレバークーゼンとのDFBポカール決勝、8月8日にはチェルシーとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦が予定されている。レバンドフスキが好調を維持できれば、国内2冠、さらには欧州制覇の可能性も十分にありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)