日本代表の森保監督、海外リーグでプレーする選手を評価 「日本人のメンタリティーを見せてくれた」
コンディション調整が難しいなかで、「みんなパフォーマンスが良かった」と分析
スポーツチャンネル「DAZN」は、7月4日に迫ったJ1リーグ戦再開を前に、トークイベント「2020Jリーグリモートカンファレンス」を独占ライブ配信。第1部には日本代表の森保一監督が登場し、Jリーグだけでなく海外でプレーする選手に「日本人のメンタリティーを見せてくれた」という言葉を残した。
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日本のサッカー界は新型コロナウイルスの感染拡大により2月までで公式戦がストップ。その後、先週末となる6月27日と28日にJ2とJ3が再開&開幕。無観客の“リモートマッチ”として開催されたが、J2のジュビロ磐田と京都サンガF.C.の試合を視察した森保監督は「立ち止まるだけでなく、顔を上げてできることをやっていくことが素晴らしいリモートマッチにつながったと思う」と話した。
また、この社会情勢により日本代表の活動も完全にストップ。兼任監督を務める東京五輪も来年へと延期になった。そうしたなかで、主に欧州でプレーする日本代表選手たちはドイツやスペイン、イタリアで公式戦が再開してゲームを行っている。彼らと「頻繁にではないけど、個人的に選手へ連絡を取って感染に注意することと、何とかメンタル的な部分も保って頑張ってほしいというコミュニケーションをとった」と話す森保監督は、再開後の選手たちのパフォーマンスに言及した。
「みんなしっかりしていて、今回のJ2、J3の試合もそうだけど、海外の選手たちはコンディション調整が困難ななかでみんなパフォーマンスが良かった。日本人のメンタリティーを見せてくれた」
今季に関しては公式戦の交代枠がハーフタイムを除く3回で最大5人までと変更になる。それについて、サンフレッチェ広島で監督を務めた経験も持つ森保監督は「ずっと固定したメンバーでは戦えないと思うので、若手が出てきてほしいと期待している。(交代は)さらに戦略的に、その試合の中でもさらに戦略的に戦えると思うし、シーズンを通してのことを考えながら交代のことも考えられると思う」と、戦略の幅が広がるという見方を示していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)