サウサンプトン、リバプールファンへの”ユニーク”投稿に反響 「うちからは十分取っただろう」
FWイングスの返却を求めるリバプールファンにツイート
サウサンプトンがユニークな”ジョーク”を飛ばした。プレミアリーグ得点ランキング2位に浮上したイングランド代表FWダニー・イングスの”返却”を求める不躾なリバプールファンの要求に公式ツイッターを通じて「うちからはもう十分取っただろう…」と警告を送った。
サウサンプトンといえば、下部組織からウェールズ代表FWギャレス・ベイル(現レアル・マドリード)やイングランド代表FWテオ・ウォルコット(現エバートン)、イングランド代表DFルーク・ショー(現マンチェスター・ユナイテッド)などのタレントを下部組織から輩出してきたイングランド屈指の育成クラブだ。
また、今や世界最高のDFとも称されるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(2015〜17年)やプレミア屈指のスピードスターであるセネガル代表FWサディオ・マネ(2014〜16年)が過去に所属していたクラブでもある。
そんなサウサンプトンにとって選手の移籍で“お得意様”となっているのが王者リバプールだ。過去6シーズンの間にファン・ダイクとマネをはじめ、クロアチア代表DFデヤン・ロブレン、イングランド代表MFアダム・ララーナ、イングランド代表DFナサニエル・クライン、元イングランド代表FWリッキー・ランバート(現役引退)をサウサンプトンから引き抜いた。直接的な移籍ではないが、イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンもアーセナルを経てリバプールでプレーしている。
その一方で、2018年にはリバプールからサウサンプトンにイングランド代表FWイングスがレンタル移籍で加入。このストライカーは昨夏にサウサンプトンへ完全移籍を果たし、今季プレミアでゴールを量産中。現地時間28日のワトフォード戦(3-1)でも2得点をマークした。
これでイングスは今季リーグ戦18得点となり、得点ランキングではリバプールのモハメド・サラーやアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(ともに17得点)を抜いて単独2位に浮上。トップはレスターの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの19得点で、得点王獲得も視野に入れた。
すると、そんなイングスについてリバプールファンと思わしきユーザーがサウサンプトン公式ツイッターアカウント宛につぶやきを投稿。クロアチア代表DFロブレンをリバプールから返却する代わりにイングスを返してくれという旨のメッセージを送ったのだ。
いわゆる”ジョークツイート”の一つとはいえ、サウサンプトン公式はこれに反応。前述の通りに多くの選手が引き抜かれていることもあり、イングスが後ろを振り返る画像に合わせて「うちからはもう十分取っただろう…」とリバプールファンに忠告した。
このユーモアあるツイートには3000件以上のリツイートや2万件を超える「いいね!」がつく反響。リバプール地元メディアの「リバプール・エコー」も「サウサンプトンが厚かましいリバプールファンにメッセージを送った」と取り上げた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)