「頭突きと顔面平手打ち」 2人が一発退場、衝撃の乱闘映像に反響「残忍なファイト」
英2部で起きた乱闘騒動に海外注目 「結果的に暴力になるまで議論は白熱した」
イングランド2部リーグで衝撃の乱闘騒動が起きた。27日にダービー・カウンティFC対レディングFCの一戦が行われたなか、試合終了直後に2人の選手がもみ合いとなり、両者ともに一発退場。海外メディアは「頭突きと顔面平手打ち」「残忍なファイト」と伝えている。
試合はダービーが前半44分に先制し、その直後にも元イングランド代表FWウェイン・ルーニーがPKで追加点。後半17分にレディングが1点を返すも、2-1でダービーが勝利した。
激闘に水を差したのが、終了直後のバトルだ。ダービーMFトム・ローレンスとレディングDFマット・ミアズガが口論となり、ミアズガがラリアットのような形で腕を振り回し、さらに両手で突き飛ばす行為を見せた。これに怒ったローレンスが相手の顔面に頭突きをお見舞いすると、ミアズガが平手ビンタで応酬。すぐさま主審と両軍の選手が駆け寄って騒動は収まったが、直後にそれぞれ一発レッドカードが提示された。
海外メディア「Sporting Life」の公式ツイッターが一部始終を捉えた映像を公開し、「まさに残忍なファイト」と伝えた。海外サッカーサイト「BeSoccer」は「イングランドで試合後の戦い:頭突きと顔面平手打ち」と見出しを立て、「口頭だけでなく実際の喧嘩となった。結果的に暴力になるまで議論は白熱した」と言及。さらに次のように記している。
「不思議なことに、最後の平手打ちの後、2人はレフェリーにやられた箇所を見せて、罰を受けるのは相手のほうだと主張した。レフェリーはどちらも納得させることなく、両者をすぐさま退場処分とした」
2人のバトルが大きな注目を集めており、今後の処分も含めて波紋が広がりそうだ。
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