チェルシーが101年と1日ぶりの快挙達成! “2軍”のマンCに5発圧勝でFA杯8強入り

有言実行のペジェグリーニ 若手主体のマンCが歴史的勝利を献上

 チェルシーは21日に行われたFA杯5回戦で、マンチェスター・シティを相手に5-1と圧勝し、ベスト8進出を決めた。

 日程面に不満を漏らし、試合前から若手主体で臨むと明言していたシティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、その言葉通り、先発にDFトシン・アダラビオヨ(18歳)、MFマヌエル・ガルシア(18歳)、MFアレイクス・ガルシア(18歳)、MFバーサント・セリナ(19歳)、FWケレチ・イヘアナチョ(19歳)、FWデイビッド・ファウパラ(19歳)と、アカデミー出身者6人を先発起用。FWセルヒオ・アグエロやMFヤヤ・トゥーレら主力メンバーは欠場した。

 しかし、こうした実質2軍とも言える戦力では、主力を多く起用したチェルシーに立ち向かうのは不可能だった。FWジエゴ・コスタやMFウィリアン、MFエデン・アザールらに次々と得点を許し、大量5失点。FWファウパラのゴールで一時同点としたが、終わってみれば5-1という大差でゲームを終えた。

 スポーツ情報サイト「インフォストラーダ・スポーツ」の情報によると、チェルシーがFA杯でシティ相手に勝利したのは、なんと1915年の2月20日以来、実に101年と1日ぶりという歴史的快挙となった。

 チェルシーはFAカップ8強入りを決めた。リーグでは前半戦の不振が響いて、タイトルの可能性は限りなくゼロに近い状況だ。それでも、09年にもシーズン途中の就任で、チームをFAカップ優勝に導いたフース・ヒディンク暫定監督の下で好調を維持。歴史的勝利で勢いに乗り、当時の再現を果たすことはできるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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