「ネイマールはメッシ、C・ロナウドと同格」 ジーコ氏が”セレソン10番”の後輩を後押し

CL解説でバルセロナ滞在中の英雄が取材に応じる

 2002年から06年のドイツ・ワールドカップ(W杯)まで日本代表を指揮したブラジルの英雄ジーコ氏が、現在における母国のスターであるブラジル代表FWネイマールを、すでに世界トップの存在であると力説している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 ジーコ氏は23日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、アーセナル対バルセロナの解説で、ロンドンを訪れる予定となっている。試合前の滞在先であるバルセロナで直撃インタビューに応じた。

 現役時代に3度のW杯を戦ったジーコ氏は、長年にわたってブラジル代表の10番の重責を担ってきた。この背番号はペレ氏、リベリーノ氏、リバウド氏、ロナウジーニョと、サッカー史に残る選手に代々受け継がれてきており、現在のセレソンではネイマールがそのエース番号を背負う。それだけに後輩に対する愛情は非常に強いようだ。

 ネイマールの現状について問われると、ジーコ氏は「すでに彼はナンバーワンと言える存在だ。リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドと並び立つレベルにある」と力説した。現在、世界のサッカー界で両巨頭とされるメッシとCR7に次ぐ存在ではなく、すでに同列で語られるべきレベルにあると強調している。

 

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