主審のボイコットで試合が約10分間中断

　ツバイヤー主審は激昂したシュミット監督に退席処分を命じたが、指揮官はこれを拒否。ベンチ前から立ち去ろうとしない指揮官の態度に、ツバイヤー主審は異例の反応を見せる。なんとピッチから引き上げ、試合が一時中断となった。主審の一時ボイコットという異常事態にスタジアムも騒然となり、異様な空気に包まれた。

　約10分間の試合中断を経て、試合は再開。シュミット監督は抗議も実らず、退席処分となった。

　大荒れの終盤、ドルトムントはレバークーゼンの反撃に遭うも、無失点で乗り切った。珍事も起きた一戦だったが、死闘を制したドルトムントは貴重な勝ち点3を積み上げた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images