「純粋な魔法」 天才ロナウジーニョ、“超絶エラシコ”からの劇的弾に再脚光「別次元」
バルセロナ公式ツイッターが2004年のCLミラン戦で決めた一撃を回顧
2000年代に数々のスーパープレーでファンを魅了した1人と言えば、元ブラジル代表FWロナウジーニョだろう。全盛期を過ごしたバルセロナの公式ツイッターは27日、1本の動画を公開。「ロナウジーニョの純粋な魔法」と綴り、2004年に生まれたゴールを振り返っている。
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ロナウジーニョは03年から5シーズンにわたってバルセロナに在籍。リーガ・エスパニョーラ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇1回のほか、個人としても05年にバロンドールを受賞するなどキャリアの全盛期を過ごした。
そうしたなか、今回バルセロナ公式ツイッターが振り返ったのは、04年11月2日に行われたCLグループステージ第4節ACミラン戦(2-1)でロナウジーニョが決めた一撃だ。本拠地カンプ・ノウでのゲームは熱戦となり、1-1のまま終盤へ。引き分けが濃厚と思われた後半44分、“天才”が一瞬の閃きを見せた。
ロナウジーニョが敵陣ペナルティーエリア手前で右後方からのパスを受けると、目の前には4人のDFが並び、左後方からは1人が距離を詰めてくる。縦へドリブルを開始した次の瞬間、得意技の“エラシコ”で左へ急激に方向転換。相手2人の間を突破すると左足を振り抜き、エリア外から強烈なミドルシュートを突き刺した。
圧倒的な個人技からの劇的な一撃に、返信欄には「純粋な才能」「驚くべき選手」「彼は別次元だった」「史上最高」「ブラジル人の魔法」「私はACミランのファンだが、このゴールには興奮した」などのコメントが寄せられた。今年3月にはパラグアイで、偽造パスポート使用の疑いで逮捕されるなど、現役引退後は私生活でのスキャンダルで世間を騒がせているが、バルサ時代に見せた輝きには今も多くの人々が魅了されているようだ。