メッシ、ネイマールが巨額オファーを断る理由とは バルサ総帥が語る名門の圧倒的な求心力

バルトロメウ会長が力説 「我々はクラブ以上の存在だ」

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトロメウ会長はクラブの絶大なブランド力に自信を浮かべ、チームの主力が他クラブからの好条件のオファーを蹴ってまでプレーしている現状を説明している。英地元紙「デイリー・メール」が同氏にインタビューを行い報じている

「メッシ、ネイマール、ブスケッツ、ジェラール・ピケ、ルイス・スアレスといった選手は、他のクラブに行けばもっとお金を稼げることを知っている。例えばネイマールが来た時には、他のチームからもっといいオファーがあった。スアレスもそうだ。でも彼らはバルセロナに来ることを選択した。このクラブが選手を惹きつけている。我々はクラブ以上の存在だからだ」

 会長は給料に勝るチームのブランド力に自信を持って答えている。記事ではスアレスとネイマールにバルサ以上の年俸を提示したのは、マンチェスター・シティだったと断定している。昨季の三冠王者で、今季も三冠に挑むバルサのブランド力はオイルマネーの魔力を凌ぐものなのだろう。

 バルセロナのユニホームの襟の裏には、「més que un club(クラブ以上の存在)」とプリントされている。名門はそのスローガン通り、攻撃的でスペクタクルなサッカーを求めるだけにとどまらず、カタルーニャという地域や社会貢献などまさにクラブ以上の存在になることを規範としている。

 

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