遠藤航は「銀行のような存在」 シュツットガルト指揮官が称賛「常にボールに関わる姿勢がある」
1部昇格を目の前にした記者会見で遠藤のパフォーマンスに言及
日本代表MF遠藤航の所属するブンデスリーガ2部シュツットガルトは、リーグ最終節を残して2位につけ、得失点差の関係で1部昇格をほぼ確実なものとしている。そのなかで、ペレグリーノ・マタラッツォ監督は最終節を前にした記者会見で遠藤について言及。「重要なデュエルに勝ってくれる」と称賛の言葉を送っている。
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1部復帰を目指すシュツットガルトは今季、33試合を終えて勝ち点58の2位。優勝の決まっている首位ビーレフェルトとは勝ち点7差と離されているものの、3位ハイデンハイムとは勝ち点3差、得失点差でも「11」の差を付けており、自動昇格圏の2位はほぼ手中に収めている。
そのなかで遠藤は主にボランチとしてリーグ戦20試合に出場。昨年11月の第14節カールスルーエ戦以降は、出場停止となった1試合を除いて全試合にフル出場を果たしている。直近の第33節ニュルンベルク戦でも、6-0の快勝に貢献した。そんな遠藤について、最終節ダルムシュタット戦を前にした記者会見でマタラッツォ監督が言及。クラブ公式ツイッターがコメントを紹介している。
「彼は我々にとって銀行のような存在だ。ワタルは常にボールに関わる姿勢があり、重要なデュエルに勝ってくれる。このような選手とともに戦えて、我々は幸せだよ」
遠藤に対して、チームの中心的存在として信頼を寄せている様子が伺える。運命の最終戦に向けて「まだ我々はゴールに到達したわけではない。昇格が本当に決定した時にこそ、仕事は完了したと言えるんだ」と気を引き締めたマタラッツォ監督。加入初年度から定位置を掴んだ遠藤にとっても、歓喜の瞬間が近付いてきている。
(FOOTBALL ZONE編集部)