韓国代表FWは「眼中にない?」 日本人アタッカーの欧州クラブ加入に脚光
U-20日本代表FW中村がシント=トロイデン加入、FWイ・スンウが「開幕前に危機」と韓国メディア報道
U-20日本代表FW中村敬斗は、25日にガンバ大阪からベルギー1部シント=トロイデンへの期限付き移籍が決まった。日本人アタッカーの加入を受けて、韓国代表FWイ・スンウとのポジション争いに注目が集まり、「イ・スンウは眼中にないのか?」と韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」が伝えている。
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19歳の中村は昨季、ガンバ大阪からオランダ1部トウェンテに期限付き移籍し、17試合4ゴールの結果を残した。新天地にベルギーを選び、G大阪から貸し出される形でシント=トロイデンと21年6月30日まで契約を結んでいる。
中村の加入はアタッカー陣の競争激化を意味するなか、「イ・スンウは眼中にないのか? シント=トロイデン、19歳の中村迎え入れ」と伝えたのが韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」だ。
「イ・スンウが新シーズン開幕前に危機を迎えている。シント=トロイデンがU-20日本代表FW中村を獲得した」
22歳のイ・スンウはバルセロナ下部組織出身で、2017年からイタリアのエラス・ヴェローナでプレー。2019年夏からシント=トロイデンに加入して背番号10番を与えられるも、昨季はリーグ戦4試合ノーゴールに終わっていた。
シント=トロイデンにはFW鈴木優磨、FW伊藤達哉、DF松原后、GKシュミット・ダニエルも在籍しており、「現在シント=トロイデンには日本選手が5人いる。今回、中村の加入で新シーズンにイ・スンウがレギュラーとなるか未知数だ」と記している。
「ケビン・マスカットが監督に就任し、イ・スンウの出場機会が増加すると予想された。しかし、中村の合流で変化が生まれている。生き残るには、何かしらを証明しなければならない」
中村の加入によってシント=トロイデン内でのポジション争いは一層激化しそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)