ベニテスのレアル会長批判が大問題に 解任時の契約違反で億単位の罰金も

ぶちまけたペレス会長への不満

 今年1月にレアル・マドリードの監督を解任されたラファエル・ベニテス氏が、テレビ出演した際にフロレンティーノ・ペレス会長のワンマンぶりを批判したことが話題になっている。だが、クラブ側はこの行動を違反としてとらえ、前指揮官に罰金を求める可能性があると、スペイン経済紙「エル・エコノミスタ」電子版が報じている。

 ベニテス氏は昨夏、念願が叶って20年ぶりに古巣レアルに復帰したが、ロッカールームに集結する各国代表のビッグネームを掌握することはできなかった。また守備的な戦術は辛口で鳴らすマドリディスタも全く満足せず、大きな批判が集まったことでわずか半年で解任の憂き目にあった。

 スペイン人指揮官はその失意の日々について英衛星放送「BTスポーツ」に出演した際に、「彼(ペレス会長)はあらゆるところに顔を出し、選手たち、メディアとも話している。監督として、特にイングランドからやってきた自分としては、この状況は簡単なものではなかった」と、不満をぶちまけた。

 

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