昨季プレーした富山が公式サイトで26日に発表、田中が告白「自分の可能性に限界」

　J3カターレ富山が26日、2019シーズン限りで契約満了となっていたFW田中智大が現役を引退すると発表した。田中は「立派な社会人になれるよう頑張ります」とコメントしている。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　現在29歳の田中はFC岐阜SECONDを経て、2014年に岐阜に加入。ガイナーレ鳥取を経て2016年から19年までブラウブリッツ秋田でプレーした。2015年にはリーグ戦31試合に出場し、自己最多15ゴールをマークし、J3優勝に大きく貢献した。

　2019年に富山へ期限付き移籍し、シーズン後に所属元の秋田からも契約満了が発表されていた田中。富山の公式サイトを通じて「昨シーズン限りでプロサッカー選手を引退することを決めました」とコメントし、次のように続けている。

「ここ数年は怪我に悩まされ、自分の可能性に限界を感じ決断しました。私のサッカー人生は順風満帆ではなかったですが、秋田でのJ3優勝はサッカーの醍醐味を強く感じましたし、頑張って良かったと思える一瞬でした。ここまでサッカーをやってこれたのも、関わってくれたチームメイト、スタッフ、サポーター、スポンサーの方々、サッカー関係者の皆様、そして家族がいたからこそだと思っており、とても感謝しております」

　今後は新たな道を歩む予定で、「これからは立派な社会人になれるよう頑張りますのでよろしくお願いします！　本当にありがとうございました！」と締めくくっている。