アーセナルFW、“リラックスムード”でのスタンド待機に反響 「スマート」「唯一の成果」
サウサンプトン戦でベンチスタートのラカゼット、観戦中の1枚が話題に
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは現地時間25日、敵地でのサウサンプトン戦で2-0の勝利を収めた。リーグ再開後初勝利となったなか、この試合でのベンチメンバーの一風変わった“観戦風景”が反響を呼んでいる。
アーセナルは再開初戦のマンチェスター・シティ戦に0-3の完敗、続くブライトン戦でも試合終了間際の失点で1-2の敗戦を喫するなど、苦しい時期を迎えていた。しかしサウサンプトン戦では前半20分にFWエディ・エンケティアが先制点を決めると、後半42分にはMFジョー・ウィロックが加点。待望のリーグ再開後初勝利を手に入れた。
連戦ということもあり、この試合ではフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットや元ドイツ代表MFメスト・エジルといった主力メンバーがベンチスタート。新型コロナウイルス対策としてスタンドでの待機となったなか、試合を見守ることとなった。
ここで注目されたのが、ラカゼットやエジルが日傘を差し、リラックスムードでの観戦となっていたことだ。すでに季節は夏となり、他の選手は手で目を覆って日差しを防ぐほど。特にラカゼットは足を組んで前方の座席に乗せるなど、自宅でくつろぐような姿勢となっていた。
英メディア「スポーツ・バイブル」公式インスタグラムは「ラカゼットは“いい感じ”だ」と綴り、中継に映ったラカゼットの様子を公開。ファンからは「スマートだ」「リラックス」「良い時間を過ごしている」と面白おかしく捉えられた一方、ラカゼットは今季リーグ戦わずか7得点と苦しんでいることもあり、「今季唯一の成果だ」と辛辣な意見も寄せられていた。
アーセナルは31試合を終えて勝ち点43の9位と、欧州カップ戦出場圏の5位マンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点6差。過密日程のなかで巻き返すためにも、ラカゼットらのさらなる奮起は不可欠と言えるだろう。