英雄トッティの不満爆発! スパレッティ監督の起用法に「敬意を欠いている」と激怒

移籍の可能性も示唆

 ASローマの英雄で元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが、ルチアーノ・スパレッティ監督の起用法について「敬意を欠いている」と激怒。ローマ一筋のレジェンドが退団を示唆するまでの状況になっているという。イタリア国営放送「RAI」のテレビカメラの前に立ったかつての王子様は、憤怒の表情だった。

「私はフィジカル的にコンディションがいい状態だ。プレーしたいと思っている。故障は過去の話だ。もしも、私がプレーできないとなると、純粋な戦術の問題だ。こんな感じでローマに留まることはできない。ベンチを温めることは傷つく。自分の年齢になれば出場時間は短くなるもの。だが、こんな形でキャリアを終えることは自分にとって良くない。1人の人間としてもいいことではない。ローマに対する貢献を考えれば、もっと敬意を支払われるべきだと思う」

 トッティはこうまくし立てた。0-2で負けた17日のUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦で後半42分から途中出場を果たした。だが、リーグ戦では3試合連続で出場機会がない。39歳の英雄はユース時代からローマ一筋。2000年には中田英寿氏とポジションを争い、チームをセリエA優勝に導いた。レアルからのメガオファーを固辞してまで、ローマへの忠誠を誓ってきた。だが、その偉大な”ワンクラブマン”が、移籍の可能性を自ら示唆している。

 

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