バイエルン司令塔、今夏リバプール移籍が浮上 独紙「すでにチームメートに別れ」
クロップ監督もチアゴを高く評価、バイエルン側は移籍金72~96億円を要求か
バイエルン・ミュンヘンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラに、リバプール移籍の可能性が浮上している。契約は1年残っているが、本人は今が欧州トップクラブに移籍する“ラストチャンス”だと感じており、すでにチームメートに別れを告げたとも報じられている。
チアゴはバルセロナのカンテラ出身で2009年にトップチームデビュー。その後、13年に恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いていたバイエルンへ移籍。初の国外挑戦にも適応し、代えの利かない不動の司令塔としての地位を築いた。今季も公式戦35試合に出場している。
クラブとの契約は2021年6月末まで残っているが、突如として移籍の噂が浮上。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」によれば、契約延長に向けた交渉は進んでいたが、突然チアゴが翻意したとされている。いまだ正式なオファーは届いていないものの、今年29歳となった司令塔は新たなチャレンジを望み、欧州トップレベルのクラブに移籍するのは今が“ラストチャンス”になると考えているという。
チアゴに関しては、リバプールのユルゲン・クロップ監督が高く評価。中盤にクオリティーのある選手の補強も求めていることから、欧州王者への移籍の可能性が取り沙汰されている。ドイツ紙「ビルト」はチアゴが「すでにチームメートに別れを告げた」とまで報じている。
チアゴの市場価格は4800万ユーロ(約58億円)と言われている一方、ドイツ誌「キッカー」によればバイエルンは移籍金6000万ユーロ(約72億円)から8000万ユーロ(約96億円)を要求するという。その資金はレバークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハフェルツ獲得に充てたいと考えているようだ。
高いボールテクニックとパスセンスを誇り、中盤の“指揮者”としてプレーするチアゴ。30歳を目前にして、新たな挑戦に踏み出そうとしている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)