“モウリーニョ御前試合”にも動じず勝利 長友所属インテルの指揮官が見せた余裕

サンプドリア戦の勝利後、マンチーニ監督が発言

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは本拠地サンシーロでサンプドリアを相手に3-1と、3試合ぶりとなる勝ち点3を獲得した。ロベルト・マンチーニ監督は勝利を喜びつつ、この試合を観戦した元指揮官のジョゼ・モウリーニョ氏を意識したコメントも残している。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

「物事がうまくいっていない時は、全ての試合がデリケートなものになってしまうんだ。3位から離されないためにも、今日は勝利が重要だったんだよ。そして、サンプドリアのような良いチームに勝利できたことを喜びたい。全員の力で、私たちはこの苦境から脱することができると思っている」

 前節は微妙な判定もあって、フィオレンティーナに1-2の逆転負けを喫した。この敗戦を受け、チームはイタリアのチームが不調に陥った時に恒例となっているミニキャンプを敢行。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる3位以内の確保に向け、反転攻勢のキッカケとすべく臨んだゲームだった。

 そして、このゲームは2009-10シーズンにセリエA、CL、コッパ・イタリアの三冠制覇を成し遂げた時の指揮官であるジョゼ・モウリーニョ氏が観戦していた。スタジアムに姿を現したモウリーニョ氏に対し、スタンドのインテリスタも大きなコールを送った。

 

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