マジョルカ、15歳新星MFがリーガ最年少デビュー 81年ぶり更新…指揮官「まだ子供」
U-15アルゼンチン代表MFルカ・ロメロがレアル戦で最年少出場
日本代表MF久保建英が所属するマジョルカで15歳の新星が誕生した。現地時間24日の敵地レアル・マドリード戦でU-15アルゼンチン代表MFルカ・ロメロがリーガ最年少記録となる15歳219日でデビューを飾った。指揮官のビセンテ・モレノ監督は「成長し続けると確信している」とその将来性に太鼓判を押した。米スポーツ専門放送局「ESPN」が報じた。
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久保が保有元のレアルとの2度目の直接対決ということで日本でも注目されていた一戦。試合はブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとスペイン代表DFセルヒオ・ラモスのゴールでレアルが2-0と快勝を収めたが、マジョルカは後半に15歳の逸材がリーガの歴史に名を刻んだ。
それがメキシコ生まれのアルゼンチン人プレーヤー、ルカ・ロメロだ。U-15アルゼンチン代表としてプレーするレフティーは後半38分に途中交代で送り出され、リーガデビューを飾った。15歳219日でのデビューは1939年に当時セルタのサンソンが打ち立てた15差255日の記録を81年ぶりに更新した。
リオネル・メッシとも比較され、大きな注目を集めているロメロ。マジョルカを率いるモレノ監督は今まだ成長を静かに見守る段階と語っているものの、レアル戦でのパフォーマンスを評価し、今後の成長にも期待を寄せている。
「今すべきことは彼を落ち着かせることだ。彼はまだ15歳の子どもだ。最も重要なことは彼がふさわしい場所にいること。彼はアグレッシブで素晴らしかったよ。もし我々が彼に自身を与え続けていれば、成長し続けると確信しているよ」
久保が活躍を続けるマジョルカの新星の活躍にも期待が寄せられそうだ。