ウエスカ岡崎にスペイン紙が“満点”評価 ボレーで今季9点目…「ファン全員を興奮させた」
首位カディス戦で貴重な先制点も…終了間際に追いつかれ1-1ドロー
スペイン2部ウエスカの元日本代表FW岡崎慎司は、現地時間24日に開催されたリーグ第35節カディス戦に後半途中から出場すると、今シーズン9ゴール目となるボレーシュートを突き刺した。試合は1-1の引き分けに終わったものの、現地紙では満点評価を受けている。
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岡崎はリーグ再開後3試合のうち2試合でスタメン出場する一方で、過密日程を考慮し、この日はベンチからのスタートとなった。それでもスコアレスで迎えた後半13分に、試合を動かす役割を期待されてピッチに送り出されると、その7分後に左サイドのFKからボールがこぼれたところ、ゴールエリア中央にポジショニングした岡崎が反応良く右足ボレーシュート。これがゴールネットを揺さぶり、ウエスカにとって貴重な先制ゴールとなった。
昇格争い真っ只中の4位につけるウエスカにとって、首位カディス相手に貴重な勝ち点3獲得に近づくゴールだったが、試合は後半アディショナルタイムに追いつかれてしまった。それでもスペイン紙「AS」は、試合採点で岡崎に途中出場ながら3つ星満点の高評価を与えている。
マッチレポートでは「シンジ・オカザキのゴールはエンジと青(ウエスカのチームカラー)のファン全員を興奮させたが、アディショナルタイムに2ポイントを失う瞬間を見てしまった」と、岡崎が殊勲のヒーローになり損ねたことに言及している。
首位カディスとの勝ち点差を詰め切れずに終わったのはウエスカにとって非常に痛いが、今季9ゴール目と二桁得点に王手をかけた岡崎の働きぶりは、リーグ最終盤を迎えるチームにとっては心強いはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)