4発圧勝のリバプール、30年ぶりリーグ制覇に“王手” 南野は後半から途中出場
リバプールがクリスタル・パレスに4-0の勝利 同節シティの結果次第でリーグ優勝が決定
リバプールは現地時間24日、プレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦し、4-0の圧勝を収めた。日本代表MF南野拓実は後半から途中出場。チームはこの日の勝利により、30年ぶりのリーグ制覇に王手。翌日に試合を控えているマンチェスター・シティが引き分け以下に終われば、悲願のプレミアリーグ制覇を手にする。
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首位を独走するリバプールは前節でエバートンと対戦。再開初戦が“マージーサイド・ダービー”の大一番となったが、強固な守備網を打開できず、スコアレスドローに終わっていた。クリスタル・パレス戦ではエバートン戦でリーグ初先発を飾った南野に代わり、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーがスタメン復帰。ベストメンバーで試合に臨んだ。
試合は開始早々からホームのリバプールが圧倒的なパフォーマンスを披露する。前半23分にペナルティーエリア手前でFKを獲得すると、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが完璧な軌道でゴール右に叩き込み先制。同44分にはサラーが絶妙な飛び出しから左足を振り抜いて追加点を奪った。
後半に入っても勢いの衰えないリバプールは、後半10分にブラジル代表MFファビーニョが強烈なミドル弾を突き刺すと、同14分にはブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、サラーとつなぎ、最後はセネガル代表FWサディオ・マネが流し込み、3トップの華麗なカウンターから4得点目を奪取した。
後半29分にはフィルミーノに代え、南野を投入。試合はこのまま4-0で終了。この日の勝利でリバプールは勝ち点を「86」に伸ばし、暫定で2位シティに勝ち点23差としたため、シティが翌日のチェルシー戦で引き分け以下の結果だった場合、リバプールの30年ぶりのリーグ優勝が決定する。次節にはシティとの直接対決を控えているが、悲願のプレミアリーグ制覇に“王手”をかけることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)