「常に危険な存在だった」 久保建英に海外メディア高評価「レアルに問題を起こした」
レアル戦の久保に海外メディアが賛辞 「日本人がボールを持った時は耐えるのみ」
日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部マジョルカは現地時間24日、リーガ・エスパニョーラ第31節でレアル・マドリードと対戦し0-2で敗れた。その一方、先発フル出場した久保は海外メディアから高い評価を受けており、「レアルに問題を引き起こした」「常に危険な存在だった」と賛辞が送られている。
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昨夏にFC東京からレアルへ完全移籍した久保は、今季マジョルカへ1年間の期限付き移籍。そんな日本人アタッカーにとって、保有元クラブに成長ぶりを見せつける機会が訪れた。久保はボールを持てば積極的に打開を試み、前半22分には直接FKを放てば、後半17分にはスペイン代表DFセルヒオ・ラモスらを抜き去る3人抜きドリブルで強烈なインパクトを放った。
試合は前半19分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに先制点を献上し、後半11分にはラモスに直接FK弾を叩き込まれて0-2と敗戦。このなかで6月4日に19歳となった久保のプレーは観る者を引き付けたようだ。
米スポーツ専門局「ESPN」は「チームメートのアンテ・ブディミル、ラゴ・ジュニオール、イドリス・ババらにサポートされたローン中の久保がいるマジョルカは、長い時間良いプレーを見せ、レアルに問題を引き起こした」と言及。さらに「レアルの守備は重圧に晒されることがあり、特に日本人がボールを持った時は耐えるのみだった」と続けている。
またスペインメディア「VAVEL」も、「久保建英はフィールドの至るところに登場し、決定力はないものの、常に危険な存在だった」と称え、マジョルカの中で輝きを放った1人として高い評価を与えた。
来季の新天地に注目が集まる久保だが、レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督の前で自らの存在価値を見せつけたようだ。