「クボが圧倒的に突出していた」 レアル戦の久保を海外記者が絶賛「マドリードの逸材!!」
0-2で黒星も… 保有元レアル戦で存在感放った久保「試合の大半で影響力の強い選手となっていた」
マジョルカは現地時間24日、リーガ・エスパニョーラ第31節でレアル・マドリードと対戦し、敵地で0-2と敗れた。日本代表MF久保建英は先発フル出場を果たすも不発に終わったが、海外記者は日本人アタッカーのプレーに「久保が圧倒的に突出していた」「久保がレアル・マドリードのベストプレーヤーだ」と賛辞を送っている。
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マジョルカはリーグ再開初戦となった13日の第28節でバルセロナと対戦。久保にとっては下部組織時代を過ごした相手との古巣対決となったが、ホームで0-4と大敗を喫した。その後、第29節ビジャレアル戦(0-1)、第30節レガネス戦(1-1)と3試合連続で勝利がなく、降格圏の18位に沈む苦しい状況のなかでレアルとのビッグゲームを迎えた。
昨夏にレアルへ完全移籍し、その後マジョルカに期限付き移籍している久保にとっては保有元との直接対決となり、7試合連続となる先発を飾ったが、前半19分に相手FWヴィニシウス・ジュニオールに先制点を決められると、後半11分には相手DFセルヒオ・ラモスに完璧な軌道の直接FK弾を叩き込まれ、0-2の黒星を喫した。
3試合ぶりのフル出場を果たすも不発に終わった久保だが、随所で存在感を放った。前半21分に自身のドリブルから獲得したFKでゴールを脅かす。後半17分には鋭いターンでMFトニ・クロースを振り切ると、巧みなダブルタッチでラモスを抜き、DFフェルランド・メンディもかわして右足でシュートを放つ“3人抜き”も披露した。
久保の印象的なパフォーマンスに海外記者も反応。米メディア「The Athletic」のダーマット・コリガン記者は、自身の公式ツイッターで「クボが圧倒的に突出していた。19歳になったばかりだが、試合の大半で影響力の強い選手となっていた」と絶賛すると、フランス誌「フランス・フットボール」のナビル・ジェリット記者も公式ツイッターで「この試合、久保がレアル・マドリードのベストプレーヤーだ」と投稿している。
また、スペイン紙「AS」のトーマス・ロンチェロ記者も、「タケ・クボはどれだけ凄いんだ」「マドリードの逸材!!」と公式ツイッターで称賛の言葉を送っていた。来季の去就が不透明な状況にある久保だが、マジョルカで成長した姿を保有元であるレアルの前で見せることができたようだ。