「レッドカード?」 メッシ、足裏で相手踏みつけ…「衝撃タックル」の瞬間に世界反響

ビルバオ戦に出場したFCバルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
ビルバオ戦に出場したFCバルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

メッシ、ビルバオDFへの踏みつけ行為で波紋 「世界で最も保護されたプレーヤー」

 バルセロナは23日のリーガ・エスパニョーラ第31節アスレティック・ビルバオ戦で1-0と勝利したなか、エースFWリオネル・メッシが相手を踏みつけた行為が話題を呼んでいる。海外メディアは「衝撃的なタックル」「レッドカード?」「世界で最も保護されたプレーヤー」と指摘している。

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 バルセロナはビルバオ戦で苦戦を強いられるも、後半26分にクロアチア代表MFイバン・ラキティッチが決勝ゴールを奪い、1-0と辛勝した。この一戦で脚光を浴びているのが、メッシのラフプレーだ。

 決勝弾が生まれる直前の後半23分、相手ゴール前でこぼれ球に反応したメッシが右足を伸ばした一方、スライディングでクリアを図ったビルバオDFイェレイ・アルバレスと接触。ここでメッシが右足裏で相手の足を踏みつける形となり、アルバレスはピッチに顔をうずめて苦悶の表情を浮かべた。

 結局、メッシにカードは提示されなかったが、このプレーを巡って様々な議論が起きている。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は「リオネル・メッシがアルバレスを踏みつけたなか、ファンはレッドカードが提示されるべきだったと考えている」と伝え、問題のシーンについて「衝撃的なタックルで相手の足首を捉え、ディフェンダーが苦悶してピッチに転がった」と記している。

 またスペイン紙「マルカ」英語版も「メッシの踏みつけはレッドカードだった?」と疑問を呈せば、ロシア放送局「ロシア・トゥデイ」は「世界で最も保護されたプレーヤー」とレッドカード回避に触れている。

 メッシは3月7日の第27節レアル・ソシエダ戦(1-0)でも相手を踏みつけた行為に注目が集まり、「なぜ退場にならない?」と波紋が広がっていた。再び起きたメッシの危険プレー騒動は物議を醸しそうだ。

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