後半はカウンターで応酬

　後半もサンプドリアペースで始まり、セットプレーからインテルがゴールする展開になった。同12分、左コーナーキックをファーサイドでMFフェリペ・メロが頭で中央に折り返すと、DFミランダが頭で合わせてシュート。GKがセーブしたかに見えたが、ボールはすでにゴールラインを割っているとして得点が認められ、インテルは貴重な追加点を得た。

　リードを広げたインテルはサンプドリアの攻勢にカウンターで応酬。同28分、自陣でボールを奪ったMFマルセロ・ブロゾビッチの縦パスに対し、1月の移籍市場でインテルから加入したサンプドリアDFアンドレア・ラノッキアが処理を誤ると、FWマウロ・イカルディがハーフェーライン付近からそのままドリブルで一気に突破。最後は相手GKとの1対1を冷静に決めてダメ押しとなる3点目を決めた。

　サンプドリアは試合終了直前にFWファビオ・クアリアレッラがミドルシュートを決めて一矢を報いたが、ゲームは3-1で終了。インテルはCL出場権獲得に望みをつなぐ勝利を手に入れた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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