ユーベ指揮官、C・ロナウドとの議論で“ゴール欠乏症”脱却へ 「長時間にわたって…」
2-0で勝利を収めるボローニャ戦前、サッリ監督とC・ロナウドが話し合いの場を設ける
イタリア王者ユベントスはシーズン再開後、現地時間12日のコッパ・イタリア準決勝第2戦ではACミランと0-0で引き分け(アウェーゴールの差で勝ち抜け)、17日のナポリとの決勝でも0-0で終わり、PK戦の末に2-4で敗戦。2試合続けてゴールを挙げられなかったことから、マウリツィオ・サッリ監督とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、話し合いの場を設けていたという。スペイン紙「AS」が報じた。
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22日にはリーグ戦の再開初戦となるボローニャ戦を控えていたユベントス。“ゴール欠乏症”が囁かれていたなか、重要な一戦を控えるサッリ監督は次のように明かしたという。
「昨日、私はクリスティアーノと話し合った。2人きりで、長時間に渡ってね。彼は自信をなくしてはいけない。明日には、サッカー史で最高の選手が戻ってくることを期待しているよ。フィジカルの状態がベストにならない瞬間は、乗り切るしかないんだ」
そして「私たちは自分たちのゲームの質を上げる必要がある。そうすれば得点力の問題は、自然に元に戻っていく」と続けたサッリ監督。ボローニャ戦のユベントスはロナウドとアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラのゴールにより、2-0の勝利を収めた。試合前の時点ではロナウドのセンターフォワード起用を求める声も上がっていたが、ディバラを中央に配する形を継続し、見事に結果を残した形だ。
ロナウドという世界屈指のスターの存在もあり、2試合がノーゴールなだけでも注目されてしまうユベントス。依然としてリーグ戦では首位に立つだけに、ボローニャ戦の快勝をきっかけに雑音を振り切り、残されたシーズンを駆け抜けたいところだろう。