「まるで歌うような…」 ユナイテッドMFポグバ、相手翻弄の“美技”に再脚光「ビースト」
2017年のEL準決勝セルタ戦で見せた華麗スキルを大会公式SNSが公開
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは今季、怪我の影響もあってプレミアリーグでわずか8試合の出場にとどまっている。しかし、リーグ再開のトッテナム戦(1-1)では途中出場で存在感を発揮し、改めて高い評価を受けた。そんなポグバが2年前に見せた美技をUEFAヨーロッパリーグ(EL)公式SNSが公開し、反響を呼んでいる。
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ポグバはユナイテッドの下部組織で育ち、2011年にトップチーム昇格。翌12年にユベントスに移籍すると、4年間にわたってレギュラーとして活躍し世界トップクラスの選手として評価を高めると、16年夏に当時史上最高額となる1億500万ユーロ(約127億円)の移籍金でユナイテッドに復帰した。
昨夏には移籍希望を公にし、今季は負傷に苦しむなど、安定しているとは言いがたい時期を過ごしているポグバだが、そのスキルは健在。トッテナム戦では華麗なドリブル突破からPKを獲得し、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの同点弾につなげている。
今回、EL公式インスタグラムがスポットライトを当てているのは、16-17シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝セルタ戦の第2戦(1-1)でのワンシーンだ。センターサークル内での浮き球を右膝でトラップすると、寄せてきたスペイン代表FWイアゴ・アスパスをリフティングで翻弄。軽やかに反転すると、ヘディングでボールを前に押し出してから右足でボールを浮かせ、さらにアプローチしてきた相手の頭上を抜いて突破を成功させている。
相手を嘲笑うかのような華麗さに、コメント欄では「世界一の選手」「まるで歌うようなプレー」「ビースト」「まだまだ過小評価されている」「ポグバ・ダンス」とファンから称賛の声が寄せられていた。
このシーズンのユナイテッドは準決勝でセルタを2戦合計2-1で破ると、決勝のアヤックス戦も2-0で勝利。見事にタイトルを獲得している。ユナイテッドは今季のELでも勝ち残っており、8月再開予定の同大会ではポグバの活躍も期待されることになりそうだ。