ドルトムントFWハーランド、ライバル優勝に胸中吐露 「クソッタレな気分だ」
今冬加入のハーランドが悔しさ露わ 「バイエルンに優勝されたのは不快なこと」
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、加入からハーフシーズンながらもリーグ優勝を逃したことがあまりにも悔しかったようだ。英メディア「BTスポーツ」に対し、「タイトルを持っていかれたのは『クソッタレ』な気分だ」とコメントしている。
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ハーランドは今季をオーストリアのザルツブルクでスタート。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのゴール量産は欧州での評価を大いに高め、ドルトムントに冬の移籍市場で加入した。
それから新型コロナウイルスの感染拡大による中断はあったにしても、14試合出場13ゴールと荒稼ぎ。リーグ後半戦からの選手でありながら得点ランキングも6位タイまで上昇した。しかし、リーグ優勝はバイエルン・ミュンヘンがすでに決めた。ドルトムントは残り1試合で勝ち点10差の2位で、3位転落の可能性もないことから順位は確定している。
ハーランドは「正直であるべきだろう。バイエルンにタイトルを持っていかれたのは『クソッタレ』な気分だ」とコメント。そして、「バイエルンに優勝されたのは不快なことの一つだけど、もうどうすることもできない。やれるだけのことをしたし、2位を確保できたのは喜ばしい。できる限りバイエルンを追い詰めようとしたが、できなかった」と吐露している。
ドルトムントはMF香川真司(サラゴサ)が所属した2010-11、11-12シーズンに連覇したのを最後に、バイエルンに8連覇を許すことになった。その原動力は30試合出場33ゴールを挙げたポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキなのは間違いないが、ゴール率なら同等レベルのハーランドがシーズン頭からプレーできる来季は、今季以上にドルトムントとバイエルンが激しく優勝を争うことになりそうだ。