久保建英、レアル戦は来季の去就左右か ジダン監督が“見極め”とスペインメディア指摘
24日のレアル戦での出来次第か 外国人枠の問題解決も追い風に
レアル・マドリードは現地時間24日にリーガ・エスパニョーラ第31節でマジョルカと対戦する。レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督はこの一戦で、マジョルカへレンタル移籍中の日本代表MF久保建英の見極めを行うと、スペインサッカー情報サイト「フットボール・エスパーニャ」が報じている。
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前節バルセロナを抜いてリーグ首位に浮上したレアル。次節は本拠地エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノにマジョルカを迎える。
そのマジョルカには昨夏にレアルからレンタル移籍した日本代表MF久保が所属しており、保有元との直接対決となる。昨年10月の第9節ではホームのマジョルカが1-0で勝利を収めるも、久保は後半14分から31分間の出場にとどまった。久保にとって約8カ月ぶりとなるレアル戦は、来季の去就を左右する重要な一戦となりそうだ。
現地時間24日(水曜日)付けのスペイン紙「AS」によれば、ジダン監督は来季のファーストチームに久保を含めたいと考えており、マジョルカ戦では対戦相手としてプレーする久保の評価を行うとされている。
来季はレアル・ソシエダなど別のクラブへの再レンタルという噂も上がっている久保だが、ジダン監督の来季の構想に含まれているようだ。ここまでリーガで27試合3得点とマジョルカの攻撃陣を牽引する久保のパフォーマンスが、レアルの一員としてふさわしいかどうか。見極めの場となりそうだ。
3枠しかない外国人枠の問題もブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国籍取得の見込みで、久保には追い風となる。
13日に行われた古巣バルセロナ戦(0-4)では両チーム最多の4本のシュート(枠内3)を放つなどビッグクラブ相手にも躍動してみせた久保。ジダン監督の目の前で自らの存在をアピールすることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)