“野戦病院”アーセナル、穴埋め補強へ バルサGK獲得に乗り出すとスペイン紙報道

正GKレノに長期離脱の可能性があり、代役としてネトの獲得を検討か
アーセナルがドイツ代表GKベルント・レノの負傷を受けて、バルセロナのブラジル代表GKネトの獲得に動き始めたとスペイン紙「スポルト」が報じた。
約3カ月ぶりのプレミアリーグ再開早々から負傷者続出で野戦病院と化しているアーセナル。17日に行われた第28節延期分のマンチェスター・シティ戦(0-3)では前半のうちにスイス代表MFグラニト・ジャカとDFパブロ・マリが負傷交代を強いられた。
そして現地時間20日に行われた第30節のブライトン戦では守護神のGKレノがFWニール・モペイとの接触プレーで膝を痛めてしまい、やはり選手交代を余儀なくされた。
レノの代わりにGKエミリアーノ・マルティネスがピッチに立ったが、長期離脱の可能性もあることからクラブは早くも穴埋めの補強に動き出したようだ。スペインメディアの報道によれば、アーセナルは今夏のネト獲得に関してバルセロナへ問い合わせを行ったという。
ブラジル代表のネトは昨夏に2シーズン在籍したバレンシアからバルセロナに移籍。それ以前にはフィオレンティーナやユベントスに在籍していた。
バルサではドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア=シュテーゲンのバックアップとして控えているが、出場したのは開幕前のスーパーカップを含めて公式戦4試合にとどまっていた。古巣バレンシアへの復帰も噂されていたなかで、新たなGKを探すアーセナルが目をつけたようだ。
ネトとバルセロナの契約は2023年まで残っており、移籍金は約2000万ユーロ(約24億円)と伝えられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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