「不必要なレッドだった」 柴崎岳、キャリア初の一発退場に現地紙辛辣「許されざるプレー」
デポルティボは数的不利ながら勝利 「ガクの過ちをカバー」
スペインのリーガ・エスパニョーラ2部デポルティボの日本代表MF柴崎岳は現地時間23日、5位エルチェとの一戦に先発出場したものの、前半途中のタックルで一発退場処分を受けてしまった。チームは1-0で勝利を収めたものの、スペイン紙「AS」の評価は低いものとなっている。
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この日インサイドハーフで先発した柴崎は序盤からボールを受けて散らすなど、持ち味であるゲームメーク能力を見せていた。しかし前半32分、相手MFホサンに対するスライディングタックルがボールではなく、相手の足に行く形となってしまった。
このレイトチャージがホサンに対する危険なタックルと認定され、レフェリーは柴崎に躊躇なくレッドカードを提示。柴崎とチームメートは冷静にスパイクの裏を見せていないというジェスチャーを見せたものの判定は覆らず、デポルティボは数的不利に陥ることになった。
試合は後半20分に途中出場のFWウーゴ・バジェホのゴールを守り切ったデポルが勝ち点3を得る結果となったが、「AS」紙の寸評と評価はやはり柴崎に厳しくなっている。先発選手で三つ星満点中唯一の「星なし」となっており、寸評においては「日本人アタッカーは攻撃をつないでいたが、キックオフ30分後に許されざるプレーで退場となった。不必要なレッドだった」と、苦戦に陥る原因になったと指摘している。
デポルティボについて同紙は「ガクの過ちをカバー」したとも記している。キャリア初の一発退場も仲間の活躍で救われた柴崎。名誉挽回の機会を待つしかない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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