イブラは“爆買い”中国に興味なし! プレミア移籍の可能性も浮上

誇り高きカリスマはチャイナマネーに流されず

 パリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、今季限りで契約満了となり、来季の去就に注目が集まっている。そんな中、トッププレーヤーの“爆買い”で話題となっている中国からのオファーには、興味を示していないことが明らかになった。スウェーデン地元紙「スポーツブラデット」が報じている。

 PSGの同僚だったアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシは、中国1部・河北華夏幸福からの移籍金550万ユーロ(約7億円)、2年契約の年俸総額5000万ユーロ(64億円)というメガオファーを受け入れた。だが、34歳のカリ スマは中国からの打診が届く中、爆買いの波に乗ることに対して「みじんも興味を示していない」とリポートされている。

 今季リーグトップの21ゴールを決めているイブラヒモビッチは、得点ランクで断トツの首位に立っている。欧州チャンピオンズリーグ16強初戦のチェルシー戦でも強烈なFKで先制弾を決めるなど実力は健在。かつてはプレミアリーグ移籍について「遅すぎる」と否定的だったが、改めてプレミア挑戦の意志を質問されると、「オレが素晴らしいコンディションであるとは言えるな」と言い放っている。

 誇り高きカリスマはチャイナマネーの誘いには乗らなかった。インテル時代に師弟関係を築いたジョゼ・モウリーニョ監督の就任のウワサもあるマンチェスター・ユナイテッドや、 アーセナルなどプレミア移籍の可能性も報じられている。イブラの去就には、今後も大きな注目が注がれるはずだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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