マンC名将ペップ、20歳の新鋭MFを絶賛 シルバの代役に太鼓判「傑出した選手になる」
1試合2得点と躍動したフォーデン、指揮官が今季で退団するシルバに絡めて称賛
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が現地時間22日のバーンリー戦(5-0)で2得点を決めたU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンを、元スペイン代表MFダビド・シルバの後継者に任命した。クラブには今夏に穴埋め補強は必要ないと進言したという。英公共放送「BBC」が報じた。
20歳のフォーデンは3月8日の第29節マンチェスター・ユナイテッド戦(0-2)以来、2試合ぶりとなる今季3度目の先発出場を果たした。すると前半22分、ショートコーナーからペナルティーエリアの外でパスを受けると、得意の左足でミドルシュートを叩き込んで先制ゴールを挙げた。
前節アーセナル戦に続く2試合連続ゴールを奪ったフォーデンは、さらに4-0とリードして迎えた後半18分にポルトガル代表MFベルナルド・シウバが右から折り返し、ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが流したボールをファーサイドで合わせてダメ押しゴールもゲット。今季16試合目の出場で初の1試合2得点となった。
試合後、グアルディオラ監督は今季限りでシルバが退団することに絡めて、フォーデンの存在を強調した。
「シルバから今年がラストイヤーと聞いた時、私はクラブの上層部に我々にはフィル(フォーデン)がいるから補強のためにお金を投じる必要はないと話した」
ペップは「シルバの代役を見つけることは難しい」と認めたうえで、フォーデンがいずれその穴を埋める選手になれると確信しているようだ。「この先の10年か15年で、彼は我々にとっての傑出した選手になるだろう。疑いの余地はない」と同監督は断言。将来性豊かなフォーデンがいる限り、巨額を投じてシルバの代わりとなる選手を求める必要はないと考えているようだ。
page1 page2