「C・ロナウドの前に立ちはだかった」 冨安のマッチアップを現地評価「遜色なく戦い抜いた」

首位ユベントスに敗れるも… 冨安の出来に一定評価 「疑う余地なく良かった」
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は現地時間22日、セリエA第27節のユベントス戦で先発フル出場を果たしたが、チームは0-2で敗れた。それでも、相手エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとのマッチアップにイタリアメディアは注目し、「この日本人はなんとか遜色なく戦い抜いた」と評価している。
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リーグ再開初戦がいきなり首位ユベントスとの大一番となったが、冨安はこれまでと同様、右サイドバック(SB)で先発を飾った。しかし、チームは前半23分、ロナウドにPKを決められ先制点を与えると、同36分にはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに強烈なミドル弾を叩き込まれ、黒星を喫した。
試合を通してロナウドが左サイドに流れる場面が多く、右SBの冨安とマッチアップする展開が目立ったが、イタリアメディアはロナウドへの対応に一定の評価を与えている。イタリア地元メディア「Il Pallone Gonfiato」は「ロナウドの前に立ちはだかったが、この日本人はなんとか遜色なく戦い抜いた。何度かミスもあったが、運は悪くなかった」と称賛している。
また、イタリア地元紙「ボローニャ・トゥデイ」は「ボローニャ最高の選手だった。パフォーマンスが突出していたわけではないが、疑う余地なく良かった」と賛辞を送っている。試合には勝てなかったものの、冨安は世界最高のアタッカーとのマッチアップで確かな好印象を与えたようだ。
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